ガンプラ用語集

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ア行

◎アーマー ( Armor )

鎧や装甲のこと。腰のアーマーを大きくするとコンドスキーになる。
アクリル樹脂 [ あくりるじゅし ] ( Acrylic )
プラスチックの一つで、透明度が高く軽いのが特徴。
だが、かなり硬いので加工は面倒。
アクリル系塗料 [ あくりるけいとりょう ]
筆塗りに向いているが、プラへの食いつきはいまいち。
クレオスの水性ホビーカラーは水溶性で水が薄目液となる。
タミヤのそれは、専用の溶剤がある(クレオスのにも使える)。
道具の洗浄は水で出来るらしいが自分の場合、全てラッカーシンナーで洗う。
さらに言うと、塗装の時もラッカーで薄めている。 

◎アサフレックス

マスターグレード・ガンダム(1995年)の頃からガンプラに採用された軟質素材。お湯で温めて多少曲げる事が可能。
ポリパーツ同様、可動部にも使われたりするが、ポリと違って塗装もペーパーがけも接着も一応可能(ペーパーがけはちょっときつい)。
見分けが付かない時は、ランナー片を接着してみると分かる。

◎当て木 [ あてぎ ]
モノに添える添え木(木でなくてもよいが)のこと。
たとえばパーツを接着する時に曲がらないように固定する為や、紙やすりで平面または曲面を整えたい時などに使用する。
ちなみに自分が紙やすりを使用するときは、シャーペンの芯ケースかミンティア(スーっとするやつ)のケース、プラ製の会員証などのカードを使う。 

◎後ハメ

ヤスリがけや塗装を済ませた後で組み立てる事。
後ハメが可能だと、加工や塗り分けが容易で、作業が格段に楽になる。

◎後ハメ加工

加工や塗り分けを簡単にするために、後ハメできないキットを一部加工して、後ハメ可能な構造にすること。

◎アルテコ
アルファ技研から出ている瞬間接着パテのこと。とても使いやすいものらしいが、量に対してかなり高い・・・ので使ったこと無い。
◎合わせ目 [ あわせめ ]
その名の通り、パーツとパーツを組み合わせた時にできる筋の事。これを消す事は基本中の基本とされている・・・のだが、最近のガンプラは、パーツの分割の仕方で、ほとんど合わせ目が目立たないので、ラクでいいや。

◎アンダーゲート方式

通常、パーツの横に設けられるゲートを、パーツの下に設置する方式。
ゲートが接着面に来る事で、パーツの外観にキズが残らない。
パテやヤスリが使えない、クリアーパーツやメッキパーツに採用される事が多い。

ただし、接合面にゲートが残るので、きっちりゲート処理をしないと
合わせ目ができてしまう。
(WAVEさん、Ma.kのキットがアンダーゲートなのは嬉しいんですが、どうしてダボのすぐ側とか凸凹した部分とかの処理しにくい場所に ゲートがあるんですか?)

◎板ハメ

スナップフィットのハメ込み部分が、「ピンと穴」ではなく、「板とミゾ」になっている方式。ピン式よりも頑丈なので、分解したい時にも破損しにくい。

正しくはタブ&スロット方式と呼ぶらしい。

◎いろプラ

色ごとにパーツ分割され、塗装しなくても成形色の違いで塗りわけを再現してあるプラモデル。特に、多色成形機を使って、1枚のランナーの中に、数色のパーツが配置されたものを指して言う場合もある。

「いろプラ」という呼び方はバンダイが最初と思われるが、色ごとにパーツ分割されたキットは1970年代からあった(アオシマのアトランジャーなど)。

◎インジェクションキット

インジェクション成型(射出成型)という方法で作られたキットの事。
通常のプラモは、ほぼ全てこれ。
金型に溶かしたプラスチックを高圧で流し込み、固めることで成型する。

◎インスト

組み立て説明書のこと。

◎隠ぺい力 [ いんぺいりょく ]
覆い隠す力の事。塗料などでよく使われる言葉。下地やキットの成型色などをサーフェイサーや上から塗った塗料等でいかに見えなくできるか、その力の事。
基本的には、薄い色(白や黄色など)は隠ぺい力が非常に低く、黒など暗い(濃い)色の場合は強いのだが、メーカーによっては薄い色でも隠ぺい力が強いものもあるらしい。
もちろん、クリアーカラーはどんなメーカーの物でも隠ぺい力は無いに等しい。
◎ウェザリング ( Weathering )
風化のことだが、汚し塗装全般の事をさす。
ガンダムなどは戦闘兵器なので奇麗なままではいかにもおもちゃっぽい。そこでわざと汚れそうなところを汚してやる。するとやり方によってはリアルになる。手法としては、スミ入れ・シャドウ吹き・ドライブラシなどがある。
やり過ぎるとただ汚いだけになるので、やり過ぎに注意。
「汚す」のではなく、「汚れている物の絵を描く」ような気持ちですると良いのではと思う今日このごろ。 
◎ウォッシング ( Washing )
ウェザリングの1つ。
塗料を通常エアブラシなどで使用するときよりも多くの溶剤で希釈し、筆などでパーツに塗りつけ、生乾きの状態で、溶剤でしめらせた綿棒等で(大雑把に)拭き取る。
このとき、当然塗料はパーツのエッジや逆エッジ、モールドなどの部分にたまり、そのまま乾燥させることでそういった部分に汚れ状のものが残る。
◎うがい
ハンドピースの内部を洗浄するために、カップに溶剤のみを入れ、噴出し口を手等で抑えて吹く。すると、口から出るエアと溶剤がカップのほうへ逆流し、内部を洗浄することができる。
◎裏打ち [ うらうち ]
パーツの裏面の開いている部分をプラ板やパテなどで埋めること。もしくは、パーツの整形時にパーツに穴が開くほど変形させる場合にその穴を埋めたり、補強したりすること。パーツの歪みを防ぐために同じく裏側に補強材を仕込むのも裏打ちという。
◎エア ( Air )
空気のこと。「ジョーダンではない!」
◎エアフィルター ( Air Filter )
コンプレッサーとハンドピースの間に取りつけるもので、コンプレッサーが取りこんだ空気中のホコリなどを除去する。また、多くの場合レギュレーターや水抜きとしても機能する。
◎エアブラシ ( Air Brush )
私は持ってません。
そのまんまエアを使って塗装する道具の事。または、その手法。シャドウ吹きなどのグラデーション塗装する際必須となる。コンプレッサーと、ハンドピースからなる。もともとは、絵画の道具。名称としてはペイントソフトのエアブラシがそれ。

◎エアブラシ専用薄め液 [ えあぶらしせんよううすめえき ]

そのまま、エアブラシで使うのに特化された薄め液。普通の薄め液(溶剤)と違うのは、リターダーの成分を含んでおり、乾燥をし過ぎないように調整されている。(ということは、筆塗りにもいいんじゃね?)
◎エアブラシ塗装 [ えあぶらしとそう ]
エアブラシを使った塗装法。上手く使えば綺麗な塗装面を構成できるが、技術的に高度なものが多い。・・・と言われるが、最近では逆に没個性的になりがち、筆塗りのほうが難しいという声も。
◎エアコン ( Air conditioner )
エアーコンディショナー。最近のは空清機能 (空気清浄機機能)がついているものが多い。ついていたらなるべく作動させておいた方が良い。
◎エッジ ( Edge )
とにかく尖ったところ! Vアンテナなどの縁は、なるべく尖っている方がいい。そして尖らす事を「エッジをたてる」といいこの作業を行うだけで、素組みでもカッコ良く見えるようになる・・・・・・・・・・かも。

◎エッチングパーツ

薄い金属板で作られたパーツ。板を薬品で腐食させて作られる。主に細部の精密再現に使われる。
ガンプラでは見た記憶がない(PGとかではあるの?)が、AFVモデルやバンダイ1/20スコタコのメタルスペックバージョンに入っている。

◎エナメル系塗料 [ えなめるけいとりょう ]
乾きが遅いので、筆塗りに向いている。ラッカー・アクリルを下地としたとき、それを溶かさないので汚し(ウェザリング)に使われる事が多い。ただ、つけすぎるとパーツを壊してしまうので要注意。直接プラスチックの上には塗らない方がよい。
専用の溶剤があるが、ウォッシングの時は上記の理由で、油絵具の溶剤(テレピン油)やオイルライターの油を代用することもある。
タミヤカラー・エナメルが手に入りやすい。

◎エポキシ系接着剤

2種類の液を混合すると、化学反応で固まる接着剤。固まるまではサラサラなので、パーツ同士を金属線でつなぐ等してから貼り合せると良い。(さもないと、固まるまで手で支える羽目になる。)硬化時に透明な場合も、年数が経つと変色する場合があるので、見えない部分に使う事。

◎エポキシパテ ( Epoxy Putty )
主剤と硬化剤を混ぜて使う。手でこねる粘土状のパテ。エポパテともいう。
ポリパテと違い、ある程度形を出してから硬化させることが出来る。硬化時間が長いのがネックと言われていたが、最近では短時間で硬化するものも多い。(ダイソーさんのとか、盛り付けている最中に固まり始めるぞ)
◎塩ビ [ えんび ]
ポリ塩化ビニールの略。食玩などで多く使われるが、加工しづらい。
◎オーバースケール ( Over scale )
その大きさ(スケール)に対してパーツが大きすぎる事。
旧キットのボールが異様に大きいのは、厳密にはオーバースケールではなく、●ン●イの当時の担当者がサンライズに設定の大きさを問い合わせた時の間違いが原因。
( 「6m」という数字がFAXでサンライズより届いたが、FAXの性能が悪かったのか、文字が下手糞だったのか、担当者が●能だったのか、これが「12m」と判断され、そのサイズで模型が作られてしまったらしい。)

◎オミット

手抜きすること。再現不可能な細かな部分の形状とか、可動や変形のギミックを省いて固定モデルにする時などにカッコつけて「オミットする」などと言う。

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