ガンプラ用語集

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タ行

◎ダイオラマ / デオラマ / ディオラマ ( Diorama )

ジオラマのこと

◎耐水ペーパー [ たいすいぺーぱー ]

耐水性のある(水に強い)紙ヤスリの事。これを使って水とぎすると、プラ粉が出ず、また紙ヤスリ自体に詰まりにくいためよい

◎大名モデラー [ だいみょうもでらー ]

二個一したり、高いキットの一部分だけを使って他はジャンクにしてしまうなど、悪行(?)の限りを行ったモデラーの事。

◎ダイヤモンドヤスリ ( Diamond File )

金ヤスリの表面にダイヤモンドの粉末を敷いたようなもの。

◎ダブルアクション ( Double Action )

エアブラシの操作の方法の一つで、まずボタンを押すとエアが出て、更に引くことによりカップ内の塗料が出る。このタイプは持つ時不安定な状態を強いられるので、長時間・広範囲を塗るのには向かない。が、細かな作業は得意なので、微妙なグラデーションや迷彩塗装といった凝った塗り方が出来るらしい。他にシングルアクションやトリガー式のものがある。

◎中空 [ ちゅうくう ]

読んで字の如く、中身が空洞になっていること。パーツ一つ一つが重くなっては、2本の脚ではたてなくなる場合があったり、全体が異様に重くなってしまうのを防ぐために、パーツ内部を空洞にし、軽量化を図る。

◎彫刻刀 [ ちょうこくとう ]

おなじみ、木を彫ったりするあれ。モールドを入れたり、そのまんまプラに彫刻したりする。ただ木用はごついしヘタしたら(しんでも)刃をいためるので、ちゃんとプラモ用のが有るから、それを使おう。

◎ツインアイ ( Twin Eye )

ガンダムなど連邦に多く見られる人と同じ二つ目。ガンダムと呼ばれるMSの特徴の一つ。

◎ツィンメリット・コーティング

第二次世界大戦中ドイツ軍の戦車などに施されている、吸着地雷(磁石付きの地雷)避けのコーティングのこと。

自分たちが開発した磁石付きの地雷を連合軍も開発するだろうと考えてかたっぱしからコーティングしていったのだが、結局連合軍は吸着地雷を開発しなかったという、取り越し苦労の見本のような存在。

このコーティングの再現は、昔は表面にタミヤパテを塗ってマイナスドライバーで一個一個模様を刻んでいくという、面倒この上ない方法でしていたが、最近では専用のローラーなどの道具がでていて手軽にできるようになった。パテを塗る代わりにプラを溶かす性質の接着剤で表面を柔らかくしてからする方法もある。

コンドスキーな作品を作るには必須の手法。

◎つや消し [ つやけし ] ( Flat )

艶がない状態のこと。光沢や半光沢などの塗料で塗装した場合で、全体をつや消しで整えるなら、仕上げ塗料のつや消しを吹くといい。
光沢仕上げより表面処理のアラや塗りムラが目立たないので、手抜きの良い言い訳になる。

◎ディテール ( Detail )

細かいという意味。プラモの場合、細かなパーツなどをさす。モールドなどを含むときもある。

◎ディテールアップ ( Detail Up )

大幅な改造などではなく、細かなパーツ(=ディテール)や、モールドを追加するなどの手法で見た目をよくしたりすることをいう。
模型試作例で「元キットの出来がよいので最低限のディテールアップだけに云々」といった記事がよくあるが、たいていは本当に元キットの出来がよいわけではなく、いわゆる大人の(以下検閲により削除)

◎ディバイダー ( Divider )

ガンダムXの持っている武器。ではなく、コンパスの鉛筆(最近のはシャー芯)の変わりに、もう一本針が付いてるやつ。
本来は同じ長さをとるために有るが、両端が針という事でプラに円をけがくのにも使用される。円をけがくのならば普通のコンパス(鉛筆用)の鉛筆をデザインナイフとかに変えて使えばいいので無理に買う必要はない(結構高いよ)。

◎デカール

水をつけて濡らすことで貼り付けるシールのこと。最近は自分で作れるシートも発売されているが、プリンタが熱転写式のものが必要(インクジェットプリンタでも作れる物もあるらしい)。水につけずに貼り付けるもの(MGに付いているガンダムデカールなど)はドライデカールと呼ばれる。

◎デザインナイフ ( Design Knife )

その名の通り、デザイン用のナイフ。刃が小さいので、細かい作業がやりやすいが、折れやすい。消耗品と割り切ろう。

◎テストショット ( Test shot )

新製品を出す際、実験的に金型を作り、それをつかって生成した物のこと。

実験的、と書いたが、最近ではCAD他の技術の向上のため、テストショットも実際に販売されるものと殆ど変わらない。(若干の手直しはあるが、工程の効率化のためだったり、パーツの合いの調整程度。)

なお、その時余っていた、あるいは検討中の色の素材(プラスチック)で作るため、製品化されたものとは成型色が違う場合が多い。ちなみに、バンダイ1/20スコープドッグのテストショットは、グリーンの色を検討するため、何種類か濃さの違うグリーンで生成されていた。

◎鉄ヤスリ [ てつやすり ]

鉄製のヤスリ。ヤスる時に紙ヤスリより力が入りやすいので、削り過ぎには注意。

◎電撃ホビーマガジン [ でんげきほびーまがじん ] ( 電撃 Hobby Magazine )

メディアワークスと角川書店からそれぞれ発行・発売されている月刊の模型誌。
別名バ●ダ●の広報誌

◎テンプレート ( Template )

型版のこと。

◎溶きパテ [ ときぱて ]

パテを専用の溶剤で柔らかくした(溶かした)物を言う。小さな傷を消すとき等に使用。プラパテをラッカーシンナーで溶いて作れる。また、市販もされている(いわゆる瓶サフ)。

◎トップコート ( Top Coat )

仕上げ塗料のこと。クレオスから出ている水性のクリアスプレーを指すことも多い。
ちなみにグンゼのラッカーの方はスパクリと呼ぶ。

◎殿様モデラー [ とのさまもでらー ]

二個一どころか、三個,四個と大名モデラーよりも更に贅沢な事をしているモデラーの事。

◎ドライデカール

通常のデカールとは違い、擦り付けることにより転写するタイプのもの。MGなどについている物がそれ。

◎ドライブラシ ( Dry brush )

昔、これ専用の筆が市販されていて、この筆のことがドライブラシだと思っている人も多いが、あくまでウェザリングの手法の一つ。
乾いた(ドライ)筆(ブラシ)。筆に塗料を付け、一度その塗料をティッシュ等でとる。指につかないくらいまでとったら、パーツの端からこすり付けるようにすると、銀なら塗装がはげたように、茶なら砂ぼこりがついたように見える。

ちなみに、ドライといっても塗料はよく薄めたものを使おう。濃度の濃いものでやるとダマがついたようになるぞ。

また、元の色より少し明るくした色で何回かドライブラシをすることで立体感を際立たせたり、グラデーションを作ることができる。

◎塗装 [ とそう ]

塗料を使って色を塗る事。

よく、モデラーには「工作派」と「塗装派」に分けられ、日本人は「工作派」が多いと言われるが、自分は「塗装派」。

◎トリガー ( Trigger )

エアブラシの操作の方法の一つで、銃のように持ち、トリガーを引くことによりエアと塗料が出るらしい。塗料の調節はノズル部分で行うそうだ。
このタイプは、細かな作業は苦手だが、長時間・広範囲に塗る場合は手がつかれにくい為向いているんだってさ。他にダブルアクションやシングルアクションといったものがあるみたいだ。

◎塗料 [ とりょう ]

塗料には、数種類有る。アクリル・エナメル・ラッカーなど。
アクリルは安全だが、プラへののりが悪い。が、水が溶剤となる。エナメルやラッカーは、専用の溶剤を必要とするが、プラへののりが良い。さらに、下地にラッカーを塗り、さらにエナメルで塗っても溶剤が違うのでエナメルだけを消す事が出来る。逆は不可。(ただしうまい人、奇特な人は、わざと逆に塗ってエアブラシでは表現できないボカシをかけたりする。)

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