ガンプラ用語集

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[ハ行]

◎パーツ ( Parts )

全体を構成する各々の部品。

◎パーティングライン ( Parting line )

パーツの成型時に、型と型を合わせた部分に出来る合わせ目の痕のこと。
パーツのモールドではない部分に筋として見える事が多々ある。
これを処理しておかないと、オモチャっぽさが多分に残ることとなる。
なお、パーツを接着して出来た合わせ目はパーティングラインとは言わない。

◎パーフェクトグレード ( PERFECT GRADE )

1/60というビックスケールで展開される"完璧"を称するに値する(?)シリーズ。
その当時の最新技術とサイズを活かした内部構造等のギミックがふんだんに盛りこまれている。でも高価(--;

◎パール塗料 [ ぱーるとりょう ]

メタリック系の塗料と違い非常に細かい粒子が入ったと塗料。隠ぺい力はかなり低く、エアブラシでの塗装を前提としている。パール塗料で塗ると独特の乱反射により非常に綺麗な塗面となるらしいよ。

◎ハイグレードユニバーサルセンチュリー ( High Grade Universal Century )

ガンダム20周年を記念してUC暦のMS達を当時の設定からリファインしキット化したもの。PGやMGなどのシリーズからのフィールドバックもあり、全体的に出来のいいシリーズとなっている(ザクIIIなど一部を…以下検閲により削除)

◎バキュームフォーム ( Vacuum Form )

スクラッチでせっかく作っても100%パテだとどうしても重くなるため、電熱器などで熱し柔らかくしたプラ板をあて、中の空気を吸い出し真空に近くする事でプラ板を変形させ、軽いパーツを作る技法。
素材がプラな上、中身が空洞になるため軽い。ただし、型にするものは熱に強いもの(そうでなければ、電熱器で暖められたプラの熱で変形します)でなければならない。

◎白化 [ はくか ]

白くなる事。パーツをランナーから切り離すときに失敗したり、瞬間接着剤などをつけ過ぎた時、その周りが白くなってしまう事がしばしば起こる。
前者は濃い色のパーツで、後者は透明なパーツの場合だとより顕著に表れるので特に注意。

◎ハゲちょろ

金属色をパーツの角などに塗って装甲の塗装が剥げたような感じにする技法の事。ウェザリングの一種。

◎発光ダイオード [ はっこうだいおーど ] ( Light Emitting Diode )

接合部に電流を流すことで発光させるダイオード。電飾などに使う。素材により、白や赤、黄・緑、青といった様々な色を発する。LED。

◎ハッチ ( Hatch )

みなしご・・・いや、出入り口のこと。
または、MSやその他戦闘機器等の調整作業用の扉のことをさす。

◎パテブロック ( Putty block )

パテで作った塊(ブロック)のこと。ポリパテで作ることが多い。手首の削り出しなど、新造パーツを作る時に多く用いられる。

◎パネルライン ( Panel line )

装甲板(パネル)同士やハッチの間に出来る線のこと。
合わせ目をごまかすためにある。

◎バリ

複数の型をあわせ材料を流し込み、硬化させる過程で型同士の隙間に流れ込み、結果としてパーツにできる、餃子の羽みたいな余計なはみ出し部分のこと。

◎半光沢 [ はんこうたく ]

光沢とつや消しの間を取ったような物。つやがあるようでないような結構アバウトな状態。

◎バンダイ ( Bandai )

大手の玩具メーカー。1980年に初めてガンプラを発売した。スケールは1/144だった。
今やサンライズの親会社。ビルバインのデザインがどうしようもないのは(以下検閲により削除) 

◎バンダイ面取り [ ばんだいめんどり ]

バンダイエッジ、C面ともいう。バンダイプラモの端の部分で、設定画では真っ直ぐなのに一段平らな部分が有る。これがバンダイ面取り。
エッジを丸めているのと同様に危険防止のためだが、これのおかげでプラモがおもちゃっぽくなっている。これを取り除く(平らにする)事で、少しはおもちゃっぽくなくなる。

◎ハンドピース ( Hand Piece )

エアブラシの手に持つところ。これに塗料を入れ、塗装を行う。1万円程度から。手入れをおこたるとすぐ駄目になる。ええ、駄目にしましたとも!(中学生の頃、無理して買ったのに)

◎ピース ( Piece )

エアブラシ、正確にはハンドピースの略。

◎ヒケ

凹み。

インジェクションキットの場合はプラスチックを型に流し圧力をかけた際、厚くなった部分だと圧力を逃がそうとへこんでしまう事がある。

また、パテの場合だと揮発などで表面が凹む。これのこと

◎ビット

エルメスに搭載のサイコミュ兵器ではなく、モーターツールの先端に取り付ける部品。薄い円盤状のカッターや研磨剤、ヤスリにドリルと様々な形状のものがある。

ていうかエルメスのは、これが語源なのだろうか?(おしえてえろいひと)

◎表面処理 [ ひょうめんしょり ]

パーツの表面を整えること。平らな所は平らに、曲面は曲面にといったことのほか、
わざと荒らす(ウェザリング)事も表面処理の一つ。

◎瓶サフ [ びんさふ ]

瓶入りのサーフェイサー。瓶サフを使用するメリットは、薄めて使うため、缶入りのサーフェイサーよりも安価で大量に使える点と、筆でも使えること。
逆にデメリットは、サフ吹きをするのにエアブラシ等の道具が必要な点と、それを毎回洗浄しないといけない点。また、エアブラシの手入れを怠ると直ぐに詰まってしまう。

◎ピンセット

シールを貼るときや接着のときなど、多用する。真っ直ぐの「ストレートタイプ」と、先の曲がった「ツル首タイプ」等がある。
ツル首のほうが使いやすい(というかプロぽっい)と言われるが、個人的にはどっちでもよく、むしろ通常の「握ると先が閉じるタイプ」か「握ると先が開くタイプ」かのほうが重要(握ると開くほうがおすすめ)。

◎ピンバイス

小さな手動ドリルのこと。
プラモでは、だいたい1.0mm~3.0mm程度の物が良く使われる。
昔は高かったが、今はダ●ソーでも買える。良い時代になったものだ。

◎ファーストグレード ( First grade )

ガンダム20周年を記念して作られた、20年前のキットと同じ構成で今のガンダム(とザク)のプロポーションをしたキット。ポッキー付きで発売されたこともある。

◎ファイティングアクション ( Fighting action )

通常の形のパーツとは別に、劇中を再現するための特殊パーツがついているプラモシリーズ。「W]のころの仕様で、HGUC初期「メモリアルアクション」と同じ。
ぶっちゃけ、劇中のように関節が動かない、あるいは動かすようにするとコストがかかるから採用された仕様であり、可動ギミックの進歩により、廃れていった。

◎フィニッシングペーパー ( Finishing Paper )

紙ヤスリのこと。

◎複製 [ ふくせい ] ( Copy )

同じ物をもう一個作る事。コピー。方法としては、シリコン等で型を取ってキャストなどを流す・バキュームフォームを利用する、等がある。特に、シンメトリーの、手足などを作る時に重宝する。

◎筆 [ ふで ]

塗料を塗ったり、溶きパテを塗ったりと、これも多用できる。2~3本は持っておきたい。

◎筆塗り [ ふでぬり ]

筆を使用した塗装法。軽視されがちだが、いざやってみると、ムラを味にしたり、塗りながらキット上で混色してグラデーションを作ったり、筆の動きでテクスチャをつけたり、とても楽しい。

◎プライマー ( Primer )

メタルパーツやキャストに塗装する際、そのままでは塗料がのらないので下地剤として塗るもの。

◎プラ粉 [ ぷらこ ]

プラスチックをヤスリなどで削った時に出る粉。

接着剤と混ぜてパテの代わりにできる。

成型色フィニッシュでの合わせ目消しに重宝する。

◎プラスチック ( Plastic )

合成樹脂の事。当然だが、プラモの材質。塗料も顔料を混ぜたプラスチックといえる。

◎ブラスパイプMAX [ ぶらすぱいぷまっくす ]

マックスファクトリーから出ている、ザクなどのパイプ系のディテールアップ用の真鍮製パーツ。SS・S・M・Lと数種類のサイズがあり、各々20個入りで400円で売っている。ザクなどの動力パイプにコレを使うことにより、かなり精密度が出せる(そうだが使ったことない。)

◎プラパイプ ( Plastic Pipe )

プラスチックのパイプ、つまり丸いプラ棒の中に穴が空いているもの。

◎プラパテ ( Plastic Putty )

プラスチックのパテ。タミヤから出ているのが手に入りやすい。パーツの小さな傷などを消したり、溶剤と混ぜて溶きパテにして使ったりと、と多様できる。

◎プラ板 [ ぷらばん ] ( Plastic Board )

プラスチックの板。プラ棒というものもある。

◎プラモデル ( Plastic Model )

正式にはプラスチックモデル(模型)と言い、その名の通りプラスチックで出来たモデル(模型)の事。

◎フルスクラッチ ( Full Scratch )

一個の作品のパーツ全てを一からスクラッチしたもののこと。
よくプラ板やパテが使われる。
最近の模型誌などの作例では、フルスクラッチと言いながらMGのフレームを(以下検閲により削除) 

◎フロントアーマー ( Front Armor )

ガンダムの腰にある脚部関節(股関節)を守るためのアーマー。
だいたいふんどし部の左右に有る。ファースト等はシンプルだが、Wのエピオンや、Xのヴァサーゴなどは複雑なデザインとなっている。
可動を主目的としたプラモを作るとき、大きいと結構邪魔になって足が体に対して90度も上がらなくなったりするので、やっかいかも。
1/144だとだいたい左右2枚がくっついている。

◎ペーパー ( Paper )

本来は紙のこと。模型では紙ヤスリのことを略してこう呼ぶ事が多い。

◎ベタ塗り [ べたぬり ]

塗装をする時に、グラデーションなどを付けず、一色で塗りつぶしてしまうこと。

◎ホビージャパン ( Hobby Japan )

同名の会社から出ている月刊誌。最近は立ち読みで済ませている。だって本文より広告の方が(以下検閲により削除)。

◎ボールジョイント ( Ball Joint )

関節などに使用する極めて可動範囲の広い、先が球状になったもの。自由関節。
ほかにも、取り付けが比較的楽などの特徴がある。が、取り付けるために結構スペースがいったり、あまり動かしすぎるとたとえ受けの部分をPCパーツにしていようと、すぐにへたってしまうなどの難点もある。

◎ポリ塩化ビニール [ ぽりえんかびにーる ] ( Poly Vinyl Cloride )

略してPVC。一般に塩ビやビニールと呼ばれているもの。
ガシャポン等の製品で使われており、ムクになっている物を塩ビ、中空になっているものをソフビと言い分けたりする。
熱すると溶けてしまう事があるが、暖めると軟らかくなり、ガシャポンなどで変形してしまった時は40度程度のお湯につけておくと元に戻すことができる。
ポリパーツや軟質プラと同様、塗装もやヤスリがけが非常にやりづらく実に難儀な素材。

◎ポリキャップ

ポリパーツ。タカラのキットではポリストッパーと呼ぶ。

◎ポリパーツ

関節等に使用するゴムのような軟質素材で出来たもの。黒や灰色のものが多く、そのままでは直接塗装出来ない(こともないが、すぐハゲる)。下地としてメタルプライマーを塗ったりするといいらしい。

◎ポリパテ( Polyester Putty )

ポリエステルパテの事でパテの一種。主剤と硬化剤が分かれていて、二つを適量づつ混ぜることにより硬化する。溶剤が揮発するのではなく、化学反応により硬化するので、厚盛りが出来る。が、ペースト状のため形を出す事は出来ず、硬化してから削り出す方法となる。なお、我が家ではその臭いのため使用を禁じられている。

◎ボンボン

おぼっちゃまの事・・・ではなく、講談社から出ていた月刊誌。

プラモ狂四郎を初め、当時のガンプラブームの牽引者。

一応小学生向けの雑誌だったが、近藤和久氏のデビュー誌だったり、ストリームベースの小学生には絶対作れないような改造記事(パーフェクトガンダムのフルスクラッチ記事とか)がバンバン載っていた。

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