◎外径 [ がいけい ]
パイプ状のもので内径にパイプの厚さを足した外側の幅。大抵の場合パイプ状のもので直径といえば外径の事になる。
◎改修 [ かいしゅう ]
キットなどのいまいち気に入らない・気になる所を自分の好みに合わせ変える事。
改造とは違い、基本は変えていない時に使用する言葉だが、なんか偉そうだな。
◎改造 [ かいぞう ]
関節を増やしたり、可動範囲を広げる・武器、装甲を追加するなど大きな変化の時。
◎カスタマイズ ( Customize )
規定の物をオリジナル仕様にしたりすること。
◎カスタム ( Custom )
MSでいうと、工場から出荷され、各戦場に送られるなどした後で、その地用に装備を改修したりすること(現地仕様)や、そのパイロットの適性に合った設定にしたりすること。また、ガンプラでは、上のものに加え、自分流といった意味で使われている。
◎肩アーマー [ かたあーまー ] ( Shoulder armor )
肩の関節を守るためついている。大抵肩(上腕と一緒になっている場合が多い)のダボを軸として可動させている。
◎加工 [ かこう ]
手を加えること。
◎仮組み [ かりぐみ ]
キットの全体を見るためや、改修・改造点をチェックするために試しに組む事。
最近のガンプラは出来がいいので、この時点で満足してしまうことが多かったりする。
◎カッター ( Cutter )
言わずと知れたカッターナイフの事。デザインナイフをそう言うときも有るかも。
◎カッティングマット ( Cutting Mat )
プラ板などを切るとき、普通に机の上でやると傷がついて(奥さんorお母さんの)雷が落ちるので、必ずこれをひきましょう。
たいていの製品は、方眼が描かれているので大まかなサイズが図れて便利だし。
◎カップ ( Cup )
水やゼリーやプリンの入ってる入れ物。
少し大きめのカップに水をためておくと水研ぎするときに便利だったり、塗料の調色や、細かいパーツを入れておいたりと、色々な用途に使える。
特に調色で使う場合、ペット樹脂のカップなら、使ったあと、残った塗料がペリペリとはがれるので、洗う必要もない。
ハンドピースの塗料を入れるところもカップ。
あと、女性用下(以下検閲により削除)
◎可動 [ かどう ]
字の通り、動く事が可能という意味。つまりは動かせるということ。
とは言っても特に、電動で走るなどではなく、ロボットの模型のポーズが変えられる、ハッチが開く等のような仕組みを指す。
可動する模型を「可動モデル」、可動しない模型を「固定モデル」「ディスプレイモデル」、特に、あらゆる所が可動する模型を「フル可動モデル」などと呼ぶ。
これにこだわるあまり、プロプーションがアレな出来のキットもある。
◎可動範囲
可動部分(関節など)が、どこまで動かせるかという、その範囲。
「脚が可動する」といっても、ヒザがグラつく程度の物から、正座やウンコ座りが出来る物まである。よく動く可動部は、「可動範囲が広い」と言う。
可動範囲を広げるための関節追加や、干渉部分を切り欠く改造も、盛んに行なわれている。
◎可動フレーム
特にロボット物の模型などで、関節を内部フレーム(骨格)に組み込んである方式。またそのフレーム。外観部分(装甲)を、あとから被せられる場合が多い。最近では、内部メカの再現を兼ねるキットも増えてきた。
これがあると改造の手間が3倍増える。
◎可動指
ロボットの手が、指まで動く方式になっている物。銃や剣を握らせるための物が大半だが、大型キットには指の全関節が動く、表情豊かな物もある。
小型のキットではサイズ的に困難なので、平手とゲンコツを差し替えたりする。
しかし、たいてい可動のために手の形がアレな感じ。
◎カトキ立ち
メカデザイナー、カトキハジメがデザインしたロボットの設定画で使用される立ちポーズのこと。
肘を軽く曲げて両拳を握り、胸を張り、肩幅に広げた両足で地面を踏み締めるのが特徴。
一枚絵でデザインの細部を伝えられる資料向きのポーズでもあるのだが、このポーズを取らせたロボットはどんなヘボいデザインでもカッコ良く見えてしまうと信じられている。
◎金型
プラモデルを生産するための、金属製の型。タイ焼きの型のようなもの。
金型を作るには相当なコストがかかり、バリエーションや色変えキットが出るのは、この金型の減価償却のため。
◎金ヤスリ [ かなやすり ]
金属製のヤスリ。ゴールドで出来てるわけではない(^^;
紙ヤスリより、力がかかりやすいので細かい目のものでもガシガシ削れる。
ということは、削り過ぎることが多々あるので注意ということですね。
◎かぶる
エアブラシ塗装をする時や、缶スプレーで塗装する際、周りの湿度が高い場合に霧状に噴出した塗料がその水分を捕まえ、一緒にパーツに付着してしまい、白っぽくなってしまうこと。特に金などのメタリック塗装時には致命的。コレを回避するには、とりあえず雨などの湿度の高い日には塗装をしないことをオススメする。
◎紙コップ [ かみこっぷ ]
ご存知紙で出来たコップ。カップ同様(?)塗料の調色や、パーツ入れに便利。
塗料の調色では、使い捨てが出来るのとある程度の量が一度に作れるので便利。
◎紙ヤスリ [ かみやすり ] ( Sand paper )
紙製のヤスリ。表面処理の仕上げのときなどに多用する。普通のでは水に浸けるとだめになる。耐水性のものかタミヤ製ならOK。
◎ガレージキット ( Garage kit )
語源は「ガレージロック」という音楽ジャンル元というのが定説。欧米では趣味人が作業場所(ロックの場合は演奏場所)として主にガレージを使うから。
プラモと違うのは、プラモはパーツをいくつもにわけて工場で大量生産したもので、ガレージキットは、原型師が作った物をそのままコピーしたもの。値段が(プラモからして)驚くほど高い。故に私は買ったことありません。
「ガレキ」と略されることもあり、「出来が悪い」という評価とともに「瓦礫」という身もふたもない当て字がなされることもある。
◎空吹き [ からぶき ]
エアブラシで塗料を入れずに吹くこと。ハンドピースやコンプレッサーの調整や、パーツについた埃を取り除くときなどに使うそうです。
◎ガワラ立ち
「カトキ立ち」に対して言われる言葉で、オリジナルのガンダムメカニックデザイナーである大河原邦男の描く設定画にみられる立ち姿のこと。
特徴としては脚を閉じてすっくと立っていることがあげられるが、二次元だからこそ出来る絵の嘘が沢山盛り込まれたカッコイイ立ち方で、ガンプラで完全再現することはまず不可能と言われている。(でも私はガワラ立ち大好き)
ちなみに安彦良和氏の描くキャラの立ち方は、「ヤスヒ腰」(または「安彦立ち」)と言う。
◎下腕 [ かわん / げわん ]
前腕の事。上腕に対する言葉として使われる場合がある。
正しくは「げわん」らしいが、「かわん」読まれる方が多い。
◎換気 [ かんき ]
空気をいれかえる事。シンナーを使用するときや、プラ粉が出たときは、シンナーの気化したものやプラ粉が宙に舞い、それを吸い込んでしまうと無害ではないので、ジャンキー以外は必ず換気をする事。
◎缶スプレー [ かんすぷれー ]
普通、塗料はビン等に入って売られているが、これは缶スプレーに入っているもの。メリットは、そのまま他の道具が無くても塗装が出来ると言う事。一本でガンプラ一体は塗れる量が入っているらしい。逆にデメリットは、ノズルの径が太く噴出量の調節が出来ない事。缶のそこに塗料が溜まってたりするので、よく振ってから使うこと。
◎関節 [ かんせつ ]
人と同じで、動かす部分。首や腕、足など。ポリパーツやABS樹脂を使う事が多い。
◎ガンダム
1978年に放映されたTVアニメ「機動戦士ガンダム」に出てきた主役モビルスーツ。
ていうか、これ知らん人はこんなサイト見ないわな。
◎ガンプラ
ガンダムのプラモデルの事。1980年7月にバンダイが TVアニメ「機動戦士ガンダム」の主役機1/144「RX-78-2ガンダム」を発売したのが最初。以後、TVシリーズとOVAシリーズ、さらにはMSV(モビルスーツバリエーション)等から数々のキットが生まれている。
ていうか、これ知らん人は・・・(以下略)
◎気化 [ きか ]
液体もしくは固体が気体に変わる事。溶剤は気化性の液体であるためふたをしておかないと、部屋中シンナー臭くなって家族に怒られるうえ、ジャンキーになる事もあるので注意。
◎希釈 [ きしゃく ]
液体を溶剤などの溶媒で薄めることにより、濃度をさげること。塗料に溶剤をまぜ、濃度を下げ薄くすることで塗りやすくしたりする。
◎キット ( Kit )
ナイト2000に搭載されているしゃべるコンピュータ。ではなく、パーツをまとめ、商品化されたもののこと。
◎ギミック ( Gimmick )
からくり(仕組み)のこと。たとえば、最近多い伸縮するシリンダーや、コックピットの開閉などは勿論、バックパップなどの着脱や、小澤正志がモンゴル人なのもギミックの一つ。
◎逆エッジ [ ぎゃくえっじ ]
エッジの逆バージョン。エッジが凸な部分に対して、逆エッジは凹の部分といえる。
◎グラデーション塗装 [ ぐらで-しょんとそう ]
色に濃淡をつけて塗装する方法。基本的にAからBへグラデ―ションを行う場合、先にAを全体に吹いてBを必要部分に吹く事でグラデーションを出す。
エアブラシでしかできないと思っている人も多いが、上手い人なら筆塗りでも可能。
◎クランプ ( Clamp )
大川七瀬(ストーリー担当)、いがらし寒月、猫井椿、もこなの4人…ではなく、万力の事で、パーツとパーツを接着剤で接着する時に圧力をかけて完全に密着させるための道具。又はその手法。万力を使わずとも、輪ゴムやクリップなどで代用できる。
◎クリアーカラー ( Clear Color )
塗料の一種で、隠ぺい力が非常に弱いため、下の色が透けて見えるような感じに仕上がる。また、厚くふけば奥行きが出てくる面白い塗料。どちらかというとエアブラシ塗装向き。
◎クリアランス ( Clearance )
安売りのこと・・・じゃなくて、
よく関節部(可動部)で出て来る用語で、パーツとパーツとの隙間を示す。可動させるためにはある程度隙間が必要なので、この隙間を確保しなければならない。特にフロントアーマー、肘関節、膝関節等がクリアランスの問題から可動が制限されているため、周りを削ってクリアランスを確保する。しかし、見た目の方が重要!という人には、ある程度の可動はあきらめざるを得ない。
また、塗装をする場合、この調整をサボるとポーズを付けるたびに色が剥げます。
◎グリス ( Grease )
ミニ四駆等で、回転をよくするために塗るやつ。プラモでは、パテ等をパーツに盛って後からはずせるように、離型剤的な使い方や、パテを練るときに手に付かないようにするために使ったりする。メンタム等で代用できる。
◎クリップ ( Clip )
パーツを支持するのに使用。目玉クリップの大~小は、扱いやすい。小さなパーツのクランプとして使用しても効果大。
◎グロス ( Gloss )
光沢のある仕上げ法のこと。グロス処理をする場合、表面処理をきちんと行っておかないとムラが出来、綺麗にいかないので注意。故に私はいつもツヤ消し仕上げ。
◎ゲージ ( Gauge )
スクラッチしたりする時に、いきなり作って、わからんちんになってしまわないように、またスジ彫りがヨレヨレにならないよう基準とするもの(型紙・定規・コンパス(ディバイダー)・キットのパーツなど)のこと。そして、ゲージとするパーツを「ゲージパーツ」という。
私はこのへんをめんどくさがるから、いつまで経っても上手くならない訳ですね。
◎ゲート ( Gate )
プラモを買ってきたときに、ランナーとパーツをつないでいる部分の事。パーツを切るときは、ここを少し残すくらいで、切り取ってから金ヤスリで削り取ると良い。
◎けがき鋸 [ けがきのこぎり ]
スジ彫りや小さなパーツの切断等に使用する、とても刃が薄い小さなのこぎり。切断した両方のパーツを使うときなどに便利。ただ、薄いので曲がりやすく、又、折れやすい。
◎けがき針 [ けがきばり ]
スジ彫りや、パーツにあたりをつけるときなどに使用する、針状の道具。代用にマチ針などでも良い。
◎削り出し [ けずりだし ]
パテやキャストのブロックや、プラ板の積層等からカッターなどで形を出していく事。スクラッチする時にやったりする。
◎原型 [ げんけい ]
大元となる型のこと。ガレージキットなどでは原型師と呼ばれるプロのモデラーがスクラッチしたものを複製し、販売している。
◎拳 [ けん ]
ガンプラでは手(手首から先)のことを指す。最近はどんどん良くなってきているが、基本的にアレなカタチをしていることが多く、こだわる人は元キットよりも高い別売りパーツを使用している。
◎硬化剤 [ こうかざい ]
パテなどで硬化させるために加える液状もしくはペースト状のもの。
◎ゴーグル ( goggles )
目を守る為につける眼鏡をいろんな意味で大きくしたような形状のもの。
ザクのモノアイ、ガンダムのツインアイと並んで、GMやガンキャノンのカメラを「ゴーグルアイ」と呼ぶこともあり。
◎合成樹脂 [ ごうせいじゅし ]
天然樹脂に似せて造った物質。プラスチックのこと。
◎光沢 [ こうたく ] ( Gloss )
つやのこと。特に艶が"ある"状態をいう。つや消しや半光沢などの塗料で塗装した場合で、全体を光沢に整えるなら、トップコートなどの仕上げ塗料の光沢を吹くといい。
◎個性 [ こせい ]
個人として他人とは違った所。プラモでは、こだわり的な物。例えば、MSには必ずセンサー類を入れるだとか、カラーリングとか。
下手っぴ(日常生活では●ス・ブ●イク)の言い訳にも使われる。
◎ゴム
ゴムの木の樹液を乾燥させた、弾力のある物のこと。通常はこれと同じ特性をもつ合成樹脂のほうをさすことが多い。たまに、ガンプラでも関節カバーなどで使われることがあるが、このゴムが溶けてプラに付着したり、プラ自身が侵食されることがあるので要注意。
◎コンパーチブル ( compatible )
ガンプラでは、一つのキットを2種以上の物(MS等)に組み替えて(選んで)作れる事。よく「コンパチキット」などと言われているのはこれの事。ただし1つのキットで二種以上の物(本体)は作れない。
◎コンパウンド ( Compound )
プラモの表面の細かいキズを消し、光沢を出すために使う研磨剤。柔らかい布等(ティッシュは、繊維が付着するので止めといた方が良い)にちょこっとだけ付けて磨く。紙ヤスリの#1000~#1500程度で水研ぎしてからやると効果大。
ちなみに私は透明パーツに傷をつけたときにしか使いません。
◎コンプレッサー ( Compressor )
エアーコンプレッサーとも言う。エアコンとは略さないで(エアコンはエアーコンディショナー)、コンプと略す。身近なところでは、エアコンの室外機がそれ。結構高価。安いものもあるが、音がうるさかったりする。